2013年 02月 01日
新美南吉生誕100年記念プロジェクト 「読み語り~南吉と出会う」 キックオフ!
2013年は、ワーグナー、ベルディの生誕200年、グリム童話誕生から200年、そして、「ごんぎつね」「手袋を買いに」など、誰も親しんだ作品で知られる、愛知県半田市出身の児童文学作家、新美南吉の生誕100年を記念して様々な事業が行われます。
ことばの杜は、新美南吉の優れた作品を語り継ぎ、地域コミュニティーを活性化する朗読会を、新美南吉記念館と協働により開催します。
半田市内の小学校各校の代表と、市民・団体から参加していただき、異年齢の交流を通じてお互いに理解を深めてもらうことで、失われつつある 地域コミュニティーを円滑にし、半田市民としての一体感のある記念事業をつくるとともに、次世代のために市民が心をひとつにできる朗読イベントを開催し、半田市内外へ情報発信したいと考え、1年ががりでプロジェクトを立ち上げ、先日、半田市にてキックオフ!しました。
半田市内の小学生代表26名と先生、半田市の朗読ボランティア(きりんの会)の皆さんが集まり、ことばの杜からは、山根基世と好本 惠が出席。
新美南吉記念館 館長の山本英夫さんから、「ごんぎつね」は昭和31年に小学校の教科書に採用された。55年には全国の小学校教科書に採用され、親子二代、三代で読まれる国民的童話になった。声に出して読み、みんなにごんぎつねの素敵さを伝えて下さいと話しました。
山根、好本からは、ここは授業ではないので、みんなで楽しく「ごんぎつね」を味わいつくして、発見しあえる会にしたい。すずめの学校の先生は ムチをふりふりチイパッパだけど、めだかの学校を目指して、誰が生徒か先生か~誰が生徒か先生かのように、みんなでお互いが勉強しあって、おたがいが先生になりうる場にしたいと話しました。
そして、まずは基本的な発声練習を行い、きちんと声をだすことからスタート。
これから、7月の本番に向けて、毎月行われるワークショップでは、小学生を中心に、異年齢の市民が集い、朗読を学びながら互いに学びあう活動によって、人と繋がり、社会を生きていくうえで大切なことばの力を身につけ、地域づくりを担うコミュティーを創出することを目的として活動していきます。
子どもたちの変化が楽しみと話す、山根と好本が毎月半田市へ通いワークショップに参加。
本番は7月27日。今からとっても楽しみです!
2013年 02月 01日
ことばの力
「ことばの力」について、各地で講演させていただいている山根基世が、
先日、江東区扇橋小学校 国語科の研究発表会にて、講演させていただきました。
研究発表では、研究に携わった先生から『育てたい力』として、「本を読む力」、「文章を解釈する力」、
「自分の考えをもつ力」、「交流する力」の重要性を伺い、講演では、「見直そう ことばの力」をテーマに、自分の目で見て、自分で考える力をつけることが、よりよい人間関係を築く力になり、それが、いじめや犯罪をなくし、自分自身の人生を楽しくすることにもなると話しました。
ことばの杜は、「ことば」に力を持つことが生きる力になると、
子どもたちの話しことばを育てることを目的に、様々な活動を行なっています。
講演のご依頼は、ことばの杜へお問い合わせください。
2012年 12月 18日
来年も「語りと音楽~」を開催します!
今年も残すところ僅かになりましたが、来年の公演チケットが、いよいよ一般発売されます!
2013年は、ベルディ、ワーグナーの生誕200年、グリム童話が誕生してから200年になります。
ことばの杜が、東京・春・音楽祭に「語りと音楽~」で参加してから6回目となる来年は、
グリム童話誕生200年を記念して、「語りと音楽~《大人も愉しい》グリム童話の世界」
Photo:2012年の公演より
誰の膝の上だったのか? 思い出せないけれど、グリム童話を覗いた温かな想い出。今、読み返すと、それは
実に「肉食系」の世界だった。 これがお伽話なのか? グリムからの伝言を朗読と解説と音楽で愉しむ豊かな夕べに是非お越しください。
Photo:2012年の公演より
■日時・会場
4月8日(月) 19:00開演(18:30開場)
東京文化会館 小ホール
■出演
語り:山根基世、松平定知、広瀬修子、宮本隆治、好本 惠
演奏:(調整中)
■作品
『グリム童話』より
チケットの購入方法は、様々な方法がありますので、詳しくは、下記よりご確認いただけます。
2012年 11月 16日
好本惠 十文字学園女子大学公開講座のお知らせ
好本惠が特任教授を務める、十文字学園女子大学の創立90周年記念を記念した、公開講座のお知らせです。
今、求められる「コミュニケーション能力」について、家庭や地域、こどもや若者と、どう関わっていけばよいのか、様々なエピソードを交えて、お話します。
タイトル:「ことばの花束をあなたに」
日時:12月1日(土)14:00~15:10(受付13:30)
会場:川越プリンスホテル(3F サファイアルーム)
参加費:無料(定員200名)
<お申込み・お問い合わせ先>
十文字学園女子大学 社会交流支援課
大学開放・地域連携推進センター
TEL:048-477-0958(直通)
詳しくはコチラ
2012年 11月 15日
柏木広樹さん、コンサートのご案内
今年もあと一ヶ月半で終わりですね。
この時期になると、来年の準備や仕掛けに追われる日々になりますが、
来年も、「東京・春・音楽祭2013」に、「語りと音楽~《大人も愉しい》グリム童話の世界」で参加します。
あらためて、ご案内しますが、チケットは、12/20発売。(詳しくはコチラ)
そして、ことばの杜 朗読公演には、過去2回ご出演いただいている、
チェリストの柏木広樹さんのコンサートのご案内です。
チェリストとして、葉加瀬太郎さんのコンサートツアーでは音楽監督して、日々ご活躍ですが、
ことばの杜公演では、構成台本を譜面代わりに、読み手や会場の空気を感じとりながら、
即興の演奏スタイルで、会場を心地よく包み込んでくれた柏木さん♪
先日、変幻自在なチェロの音色とブラジル音楽が出会った、
7枚目のニューアルバム 「musicasa(ムジカーザ)」が発売になり、コンサートが開催されます。
柏木広樹 Made in“musicasa”Imperial Strings 2013”
日時:2013年2月2日(土) 開場17:00 開演17:30
会場:浜離宮朝日ホール
ストリングスのしなやかで切ないアンサンブルと、軽やかに喜びが溢れ出すリズムに、心地よく包まれてください♪
詳しい公演情報は、柏木広樹オフィシャルサイトにて!